都立武蔵高校附属中学校が多摩地区首位の進学校に

今や多摩の最難関中 都立武蔵はさらに躍進する

「桐朋中学校を、都立武蔵高校附属中学校が完全に追い抜いた―」

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多摩地区の進学校シリーズの第3弾は、衝撃の都立武蔵高校附属中学校の躍進についてみていきます。

都立武蔵高校が中高一貫校化した当初、一部の受験関係者は「(男子御三家の)武蔵中と都立武蔵中を併願する人が出てきたら紛らわしくて面白いね。」と一笑に付した記憶があります。

あれから7年が経ち、いったい誰が、都立武蔵高校附属中学校が、桐朋中学校を完全に追い抜き、多摩地区の中学受験で最難関の進学校になると予想したでしょうか。今や、多摩地区在住の中学受験生の最優秀層にとっての重要な志望校の一つとなり、武蔵中や開成中をはじめとする御三家中との併願も目立ちます。

都立武蔵高校附属中学校の何が凄いのか、未来はどうなるのかについて考えたいと思います。

■小石川に次ぎ東大2桁達成 少数精鋭の先取り型カリキュラムに強み

都立武蔵高校・附属中学校は、小石川中等教育学校と共に都立中高一貫校の最難関の一つとして数えられ、順調に大学合格実績を伸ばしてきました。

2016年には、小石川に次いで東京大学に2ケタの11名合格を達成しています。2017年度の大学合格実績を見てみましょう。なお、この数字は中高一貫生120名のみの実績です。

●都立武蔵高校(中高一貫生120名の実績)
東京大6名 京都大2名 一橋大3名 東京工業大 4名

●都立武蔵高校(通常規模の高校に換算)
東京大18名 京都大6名 一橋大9名 東京工業大12名

今春は東大合格者数こそ昨年よりも減ったものの、それでも難関国立大に素晴らしい実績を出しています。なお、120名という少数精鋭による実績のために、数で比べると他校に比べて不利になってしまいます。

そこで、3倍して一般的な高校の規模の卒業生数に合わせて換算しなおしたのが下の数字です。通常規模の学校に換算し直すと、都立武蔵高校の大学合格実績の高さがよく分かるかと思います。

強さの秘訣は、検定外教科書を使用して、私立中高一貫校を参考にして作られた先取り型のカリキュラムでしょう。先取り学習にはかなり積極的で、中学から高校内容にどんどん突入します。高校入学者とは進路が異なるため、高校1年次には別クラス体制となり、高校2年次に合流となります。

■なぜ都立武蔵は、開成・筑駒・灘と共に数学五輪で強さを発揮したか

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国際数学オリンピックという、学術系の世界オリンピックの中でも最高峰といえるこの世界大会で、日本代表として、開成高校、灘高校、筑波大附属駒場高校、都立武蔵高校の4校の生徒が入賞したというニュースは、テレビや新聞でも報じられ記憶にある人も多いでしょう。今年は国際理オリンピックでも日本代表選手を輩出するなど、躍進が止まりません。

都立武蔵高校は、このような学術系の大会において顕著な実績を残していて、全国屈指の進学校に並ぶ入賞者を出しています。なぜ、このような実績を出すことができるのでしょうか。

理由は2つあります。まず、都立武蔵高校の教育や校風が大きいでしょう。学問横断型の新しいタイプの授業である地球学は武蔵独自の科目で、21世紀型学力を積極的に身に着けようと実践している学校です。学術系大会の出場に先生たちが積極的に支援しています。

また何よりも、桐朋中学校を追い抜いて、多摩地区で最難関の中学になったということも、最優秀層が都立武蔵高校附属中学校に集まる要因となっています。都立中高一貫校の中でも、小石川中と都立武蔵高附属中は、とびぬけた天才型の生徒がいます。こうした生徒達と同じ学校空間で学ぶことができるのは、他には代えがたい経験となるはずです。

■自由闊達な校風は、多摩地区のトップ校にふさわしい

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東の横綱、小石川中等教育学校の校風がアカデミックという言葉で形容されるならば、西の横綱、都立武蔵高校附属中学校の校風は自由闊達。生徒達は伸び伸びと自由を謳歌しています。

文化祭は学校の教員は運営に口を出さず、生徒による文実と呼ばれる実行委員会がすべてを取り仕切ります。なかでもウォーターボーイズ&ガールズは武蔵の文化祭の名物となっています。

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さらに、忘れてはいけないのが音楽祭の盛り上がり。伝統行事である音楽祭は音楽祭実行委員会によってやはり生徒達による自主運営。こうした生徒主体の学校行事の運営による盛り上がりは、共学校の都立進学校ならではの魅力といえます。

ガチガチの厳しい校則で生徒を縛るやり方は、21世紀の今となっては時代錯誤です。都立武蔵高校・附属中学校のような自由闊達な校風の中で、今必要とされる21世紀型の能力が養われるでしょう。

穎明館中学校が偏差値下落ワースト1位の真相

穎明館中学校 止まらない偏差値の下落の真相は?

「多摩地区の進学校系の私立中学校の凋落が止まらない―。」

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中学受験関係者から聞こえてくる声は、多摩地区における私立進学校の没落が加速しているというもの。その象徴ともいえるのが、かつて多摩の雄として存在感のあった桐朋高校の凋落でしょう。2017年度はついに、現役の東大合格者数が1名だけという低迷ぶり。「桐蔭学園以来の大凋落」と教育関係者が称するほどの転落です。

しかし、マズい状況にあるのは桐朋中学校だけではないようで……。首都圏模試の偏差値の推移から見えてきたのは、八王子市のある共学私立中学校のとんでもない下落ぶりでした。

■男子偏差値下落ワースト5校
1位:穎明館中学校     -6
1位:城北埼玉中学校   -6
1位:城西川越中学校   -6
4位:桐蔭学園中学校   -5
5位:独協中学校     -2

■女子偏差値下落ワースト5校
1位:穎明館中学校    -6
2位:江戸川女子中学校  -4
2位:東京純心女子中学校  -4
4位:晃華学園中学校    -3
4位:明大付属明治中学校  -3

5年間の偏差値下落数のワーストは、男子・女子共に穎明館中学校という結果に。多摩地区においては、桐朋中学校に次ぐ2番手私立中学というイメージですが、近年は桐朋中学校の凋落によって同じ土俵で語られることも多くなったといいます。

そんな穎明館中学校が、なぜ偏差値が下がってしまったのでしょうか。真相を解き明かします。

■南多摩中と相模原中の台頭が直撃 上位~中上位層は両校へ進学

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穎明館中学校の偏差値大幅下落の原因として最も聞かれたのが、競合近隣校に成績上位層~中上位層が根こそぎ奪われてしまったというものでした。

その学校とは、神奈川県の相模原中等教育学校と、東京都の南多摩中等教育学校です。多摩地区に在住の中学受験志向の家庭で、かつて穎明館中学校に進学していた層が、年々に相模原中と南多摩中に流れるようになってきています。

相模原中等教育学校と南多摩中等教育学校は、学費が6年間無償にもかかわらず、私立中学と同様の検定外教科書や副教材を使用し、中学3年時には高校内容に突入するなどの先取り型カリキュラム。しかも、先進校を積極的に研究をするなど改革熱心。教員団についても「例えば、南多摩中等教育学校は、都内の中・高3万人の教員の中から独自の公募選抜で優秀な教員を集めていて、一般的な私立中より恵まれている。」ということで評判が良いのです。

私立中学受験組が、相模原中等教育学校や南多摩中等教育学校の評判を聞いて次々と第一志望校を変更。その結果、穎明館中学校は、成績上位層~中上位層にとって選ばれない学校になってしまったというのが真相なようです。

■大学合格実績は相模原中と南多摩中の圧勝 穎明館は全項目で最下位

大学合格実績を比較してみても、穎明館中学校は、まだ2期生しか輩出していない相模原中等教育学校や南多摩中等教育学校に完全に勝てなくなりました。

以下は2017年春の最新の大学合格実績です。ポイントは浪人合格をのぞいた現役生のみの数字という点。学校の大学進学力がありのままにわかります。

■東京大学
相模原6名 南多摩3名 穎明館2名

■一橋大学
南多摩4名 相模原2名 穎明館1名

■東京工業大学
相模原8名 南多摩4名 穎明館3名

■国公立大学合計数
相模原57名 南多摩41名 穎明館34名

■早稲田大+慶應大合計数
相模原60名 南多摩40名 穎明館29名

ご覧のように、難関国立大学はすべて相模原中等教育学校と南多摩中等教育学校が上回りました。さらに、国立大学の合計数や、難関私大である早慶大の合計数も2校が上回ります。

1学年の生徒数は、南多摩中150名、相模原中160名、穎明館中180名ですから、現役合格「率」に換算すればさらに差が開きます。現状であっても、ここまで大学合格実績に差がついてしまうのです。

■現小6が大学受験を迎える7年後は、大学合格実績で大差がつく理由

大切なことは、この大学合格実績はまだ、相模原中等教育学校や南多摩中等教育学校の2期生の実績であって、穎明館中学校がまだ偏差値の高かった世代の出したものだということ。

相模原中等教育学校や南多摩中等教育学校の教育力や学校力が本物だと世間に周知されるようになり、この2校はここ数年で成績上位層の入学が急増しています。

その成績上位層は、かつてなら桐朋中学校や頴明館中学校に進学して、東大や東工大といった国立大学や早慶大に合格していた層です。彼らが桐朋中学校や穎明館中学校を選ばなくなって、相模原中や南多摩中を選ぶようになりました。

この流れが本格化した現中2世代から、大学合格実績はさらに差が拡大するのは確実でしょう。相模原中等教育学校や南多摩中等教育学校は、東大合格者数が2ケタに近づくかもしれません。

一方で、穎明館中学校は、去年と今年を比較しただけで、首都圏模試の偏差値が4も下落しました。1年間でこれだけ下がるということは、中学受験生が大学合格実績の変動をシビアに見ながら選択している証拠です。

成績上位層の流出が止まらない穎明館中学校は、果たして6年後も難関国立大に1人でも合格者を出すことができるでしょうか。正念場です。

■多摩地区は10年間で私立優位から都立優位に変わった

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多摩地区の中学受験における最難関校はどこでしょうか。かつての桐朋中学校が中堅校にまで転落してしまった今、最難関と称される学校は、早稲田実業学校中等部と、都立武蔵高校附属中学校の2校です。

都立武蔵高校附属中学校の大学合格実績の躍進は目を見張るものがあり、中高一貫生120名の精鋭集団から、東大6名、京大2名、東工大4名、一橋大3名など高い実績を出しています。

昨年は東大に初めて2ケタの11名を出すなど、多摩地区で最も伸びている学校です。国際数学オリンピックでは、開成高校、筑波大附属駒場高校、灘高校の3校と並んで、都立武蔵高校の生徒がメダル受賞者を出したニュースをテレビや新聞でご覧になった方も多いのではないでしょうか。

かつてなら桐朋中学校に進学していた成績優秀層が、今や都立武蔵高校附属中学校に集中して入学するようになりました。時代が変われば、成績優秀層の入学先も変わるということです。

ちなみに、多摩地区の東大合格者数の首位は、高校募集しかない都立国立高校です。東大合格者数は例年20名前後で安定し、
一橋大合格者数は日本一。

多摩地区は都立進学校の選択肢が非常に多くて、都立トップ校である都立西高校や日比谷高校への通学も高校生にもなれば容易なため、「わざわざ中学受験しなくても、高校受験で十分。」「中学受験で第一志望がダメなら、滑り止め中よりも高校受験。」という家庭が増えているのも近年の特徴です。

穎明館中学校や桐朋中学校に代表されるように元気がない多摩地区私学ですが、大学附属校は百花繚乱の大激戦地区です。国分寺に移転した早稲田実業学校を頂点として、明治大学や中央大学といった有名私立大の附属校が軒を連ねます。

もっとも、大学附属校は「中学受験よりも高校受験のほうがはるかに入学しやすい」(多摩地区進学塾談)というのは常識で、大学附属校にこだわるなら、わざわざ中学受験する必要もなさそうです。

■偏差値データを踏まえ7年後の大学合格実績を大予想

多摩地区の中学募集のある進学校の大学合格実績はどう変化していくのでしょうか。日能研、四谷大塚、SAPIX、首都圏模試の統計データを基に、各校の進路実績の特徴を踏まえ、現小学6年生が大学受験を迎えたイメージで数字を予想してみました。(※数字は浪人合格も込みで予想しています)

●都立武蔵高校附属中学校
東京大16名 一橋大8名 東京工業大8名 国立大110名

●相模原中等教育学校
東京大10名 一橋大4名 東京工業大10名 国立大80名

●南多摩中等教育学校
東京大8名 一橋大5名 東京工業大8名 国立大60名

○桐朋中学校
東京大1名 一橋大3名 東京工業大2名 国立大80名

○穎明館中学校
東京大0名 一橋大0名 東京工業大1名 国立大20名

今後最も厳しいのは桐朋中学校で、大方の受験関係者の予想通り、まだまだ大学合格実績の凋落は続きそうです。今春の中学入試の入学者の東大合格者数がゼロだったことを踏まえると、東大合格者がゼロになるのも時間の問題かもしれません。

台風の目となりそうなのは都立武蔵高校附属中学校で、実績の伸長から、ここ数年ですっかり多摩地区最難関進学校の地位を確立しつつあります。区部の御三家中との併願も多く、優秀な生徒の入学が増えています。中学入試においては不動のナンバー1を確立しそう。

穎明館中学校は、偏差値の推移を踏まえると、難関国立大はかなり厳しいと言わざるを得ないでしょう。現実的には、MARCHに進学することが目標の学校というイメージでしょう。

穎明館中学校の緑豊かな環境は変わりませんから、偏差値が下がったことで、今まで入学できなかった層がたくさん入学できるようになります。その意味で、熱望組にとってはチャンスが広がったと捉えることもできますね。

当たり前ですが、学校の魅力は偏差値だけでは測れません。偏差値は学校選択の様々な尺度のうちの一つ。上述の通り、穎明館中学校の偏差値急落の真相は、近隣の競合中学校の躍進の煽りを受けたもので、穎明館中学校自体の魅力が落ちたというわけではないでしょう。熟考したうえで、中学受験するのかしないのか、第一志望をどこにするのか、第一志望がダメなら、滑り止め校でも入学するのか、そうでないのかを判断したいですね。

都立西高校、西高っていいよね


■今なぜ、西高の教育が支持されるのか

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杉並区の閑静な住宅街にあるのが、都立西高校。通称、西高。
大学合格実績は、過去20年で最高の実績となり、長年都立高校を牽引してきた自負を感ずる結果であった。

 ・東京大学 32名
・京都大学 14名
・東京工業大学 13名
・一橋大学 14名
・国公立大学医学部医学科 23名
・旧帝大学(北大+東北大+名大+阪大+九州大)  23名
◎難関国立大学合計 119名
・早稲田大学 158名
・慶應義塾大学 110名
◎早慶大合計 268名

高校受験生と保護者のために、西高生の大まかな進路を説明しよう。最多進学先のベスト3は、1位:東京大学、2位:国公立医学部、3位:慶應義塾大学となっている。1学年の生徒数は約300名。うち約120名が上記の難関国立大学に進学。80名が、お茶の水女子大、東京外国語大といったその他国立大学に進学。300名中、200名が国立大学に進学する。
それ以外の約100名は、ほぼ早稲田大学と慶應義塾大学が占める。ほか、私立大学医学部への進学者も、全国の公立高校の中では最も多い。例えば、東京慈恵会医科大学には2名が進学。大学の公開する2016年度の出身高校一覧を見ると、桜蔭、開成、麻布、駒場東邦、ラサール、女子学院など、複数進学者を出した学校は西高以外すべて私立中高一貫校であった。
ちなみに、MARCH(明治大・青山学院大・立教大・中央大・法政大)の進学者数は、わずか4名にとどまる。中高一貫校と比べて、3年制の高校単独校は下位層が少なくなるようだ。

■東京芸大3名、京都大15名、北海道大12名からわかる西高の寛容さ

都立西高校は、懐が深い学校だ。進学校だから東大志向は強いが、決して特定の大学に誘導したりはしない。
その象徴が、京都大学15名進学だろう。当然彼らは、東大を目指せるだけの力があった生徒たち。それでも、「京都大学に行きたい」という生徒がいれば、それを受け入れ、応援する雰囲気がある。
西高の京都大学の進学者は、過去3年間でなんと47名。首都圏の高校の進学者数としては最大勢力だ。
東京都内だと、中学受験の御三家として知られる麻布高校も、京大進学者の多い学校だ(2016年は14名が進学)。西高と麻布の共通点は、懐が深い自由闊達な校風であること。あと、変人が多いというのもあるかもしれない(失礼)。ひょっとすると、京都大学の学風との共通性が高いのかもしれない。
「芸術界の東大」の異名がある東京芸術大学に3名合格するというのも、進学校としては異例中の異例だ。東京芸大といえば、合格は東大よりも難しいとされる超難関大学。
全国の進学校を調べたが、東大にこれだけ合格する一流進学校で、東京芸大に3名も進学者を出している学校は、西高のほか存在しなかった。
海外志向も強まっている。西高では毎年、海外大学への進学者を出している。アメリカなどのメジャーな国のみならず、ヨーロッパのチェコの大学の医学部へ進学した生徒もいたというから驚きだ。
考えても見てほしい。クラスメイトの中に、才気溢れる東大生がいる、あえて西へ旅立つ京大生がいる、医者の道を志した医学部生がいる、北の大地を目指した北大生がいる、芸術界の最高峰である芸大生がいる、海外へ飛び立った同士がいる。
こんなにもバラエティーに富んだ進学校が、いったい東京都内に、いや日本にあるだろうか。
西高という特異な校風が生んだ奇跡の進路。西高生は、あらゆる才知に恵まれた生涯の友を得るに違いない。

■西高は、気取らない。自然体で。

西高が好きだと公言する人は結構多い。それは、卒業生だからというわけではない。教育関係者や、我が子を通わす保護者までもが、気づけば西高ファンになっている。西高の、進学校なのに気取らず、自然体であることが、好感を呼ぶのだと思う。
入学式を終えた新入生を待ち受けるのは、怒濤の部活動勧誘。愛の泉から正門まで、熱烈な勧誘を受けるのだ。西高生活の、はじまり はじまり。
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ドーン!
入学すると同時に、机に置かれているのが、西高の攻略本、西高のすべてが詰まっているといっても過言ではない、『飛翔』とよばれる情報誌。
卒業していった高3生が、まだ見ぬ新入生のために作られたもので、40年以上も生徒たちによって自主制作されているものだ。そのページ数は、なんと300ページ。これを熟読すれば、西高の先生、西高用語などを裏情報まで知ることができる。西高生のバイブルといえる書物だ。
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■西高では、校長先生がダイブする

西高では、校長先生がダイブするらしい。
嘘のような、本当の話。
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写真は、記念祭の閉会式の一コマだ。 「西高は、運動会などの生徒会行事はすべて生徒たちが自分たちでするので、校長といえども生徒の言う通りにしなければならない。西高の伝統で、校長は壇上からダイブします。日本の校長先生で、壇上からダイブする校長は自分ぐらいでしょう。」と嬉しそうに話す宮本校長。
ちなみに、宮本校長は全国高等学校長協会という、日本全国の校長先生が集まる組織の会長をしている凄い方なのだ。そんな宮本校長が、ダイブするのだから、西高、恐るべし。
西高生活を彩る学校行事の数々。まずは、記念祭。この玄人好みのポスターの秀逸さ。
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記念祭での「つるばみ同好会」のライブ風景。
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「軽音楽部とつるばみって何が違うの?」
西高初心者が抱く疑問の一つ。軽音楽部が固定メンバーでバンドを組むのに対して、つるばみは固定バンドを組まず、曲ごとにバンドを結成する。
軽音とつるばみ、二つの組織が共存共栄しているのが興味深いところだ。こんなところにも、西高らしさが溢れ出る。あなたは軽音派?つるばみ派?

■浪漫倶楽部という存在 西高の象徴である非公式の地下組織

西高には、非公式の秘密組織が存在する。
冗談のように聞こえるかもしれないが、本当である。
その名も、浪漫倶楽部。
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組織の起源は、1970年代に柔道部のメンバーらが密かに結成したのが始まりといわれている。現・東大法学部教授の高原明生氏らが創設メンバーであったとされる。
社会風刺団体でもあり、電波少年的な体当たり企画や奇抜な企画を、映画上映などを通して世間に訴えている。
ワタナベエンターテインメント取締役の吉田雄生氏はインタビューで、「西高の浪漫倶楽部が、僕の転機だった」と話す。勉強ができるのは当たり前。エンターテイメント方面で輝こうと思った彼は、浪漫倶楽部での経験を基に、その後成功を収めている。
浪漫倶楽部への入部は、「東大合格よりも難しい」とウワサされる。気になる人は、記念祭の映画上映へ足を運ぼう。
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ちなみに、浪漫倶楽部のほかにも、秘密結社ベトリナという組織もある。「ベドリナ」とは、アルバニア語で「無駄」の意味。「青春とは、方向を間違えたエネルギーである」という理念のもと活動している。ただし、この組織は西高の公式サイトのサークル一覧に書かれており、完全な非公式組織ではない。
とはいえ、秘密結社のような不思議な団体が活動する西高っていったい……。

■文武二道を極める

西高の説明会へ行けば、必ず聞く言葉がある。
「文武二道」
文武両道とは言わない。二つの道を極める、という意味で、文武二道。
西高の運動部は強い。進学校であるのに、好成績を残している。アメリカンフットボール部を紹介したい。
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東日本における高校アメフトは、西高が発祥の地だ。
第二次世界大戦後に、当時の平山清太郎先生が創部したのがはじまり。チーム名は「OWLS」。知恵を象徴するフクロウがマスコットだ。以来、60年以上の歴史の中で、幾多の名選手や指導者を輩出してきた。中でも、京都大学のアメフト部への輩出数の多さは有名で、西高アメフト部→京大アメフト部の伝統が連綿と続いている。
今年、六大学野球で「都立西高校」の名がよく聞かれた。西高出身の桐生祥汰選手(東大経済学部)が、東大として23季ぶりにベストナインに選ばれたのだ。
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中学時代は武蔵府中シニアに所属。西高時代は1年夏よりセカンドレギュラー。 高3夏から1日10時間以上の猛勉強で、現役で東大合格した。西高が誇る文武二道の実践者だ。

■西高の新しい試み アメリカ研修

西高の良さは、伝統を受け継ぎつつも、新しい試みを柔軟に取り入れていく姿勢があるところだと思う。2年前から、海外リーダーシッププログラムを他校に先駆けて実施している。
希望者40人の西高生が、アメリカのハーバード大学、マサチューセッツ工科大学の講義を体験したり、現地学生と交流したりディスカッションをする。また、ニューヨークで西高を卒業し現地で活躍する方々と交流したり、国連本部などを見学するという、壮大な体験だ。
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ハーバード大学で平和に関する講義を受ける西高生。
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西高には、アメリカ支部の同窓会組織がある。世界中に同窓会組織があり、同窓生が活躍しているのは心強い。写真は、ニューヨークでの同窓生との交流会。「私たちも、昔は西高生だった」。

■西高は、高校入学の生徒が気取らない学校生活を送る最後の進学校

都立西高校のぶれない教育が今、改めて評価されている。
周りの進学校が次々と中高一貫校化して、高校募集を減らしたり停止する中で、西高はずっと、高校受験生のための学校であり続けている。
仮に西高が中高一貫校になってしまったら、独自の校風は消え失せ、そこらへんにある普通の進学校と同じになり、均質化されてしまうだろう。西高の校風は、高校から始まる3年制であるからこそ続いているのだ。
西高の先生は語る。「西高の良さは、だれにでも居場所があることです。運動が得意な人、苦手な人、オタクな人、行事に熱心な人、自分の趣味に没頭する人、それぞれを尊重します。」
東京都内で、高校受験を経て入学する生徒たちが、変に気取らず、自然体で高校生活を送れる学校というのは、そう多くない。進学校に限定すれば、もはや都内には、西高ぐらいしか残されていないという事実に気付く。
かつては、西高のような学校が、もっとあった気がする。今は中高一貫校ブームで、西高が唯一の存在。最後の砦だ。
西高に異動した先生が「まだこのような学校が都内に残っていたとは。」と感動したという話を思い出した。西高の灯を消してはならぬ。西高はいつまでも、西高でいてほしい。周りのすべての進学校が中高一貫校になっても、西高だけは抗う存在であってほしい。

■2018年度の高校受験生が西高を選ぶべき理由

ところで、2018年度の高校受験生はかなりラッキーな世代だと言われている。というのも、2021年度の大学入試改革世代の1期生になるからだ。
大きな入試改革となるため、旧入試制度の最後の世代となる現高1生は浪人を嫌う。2021年度入試だけは、浪人生が消えて、現役生のチャンスが大幅に拡大することが確実と言われている。現中3生の世代は、東大や京大、一橋大、東京工業大といった難関国立大学に非常に合格しやすいということだ。
しかも、最終的に決定した2021年度の新大学入試は、「大学入試が都立トップ校の入試に近づいた」と言っても過言でないほど、西高生にとって有利になる。
〇国語と数学が記述式問題に
→大学入試問題が、西高の自校作成問題と同じ体裁になる。
〇英語は英検などの外部検定を活用
→西高受験生の多くが準2級や2級を取得しているため、従来型の勉強の継続で対応可能。
〇難関国立大学でも推薦入試が拡大
→先行実施している東大や京大の推薦入試は、文武両道型の名門公立高の合格が急増。
西高のような海外研修や部活動での活躍が評価されて難関国立大に入る事例も拡大。
西高の推薦入試も国立大学入試問題と類似している。
簡単に言えば、従来の選択問題オンリーだったセンター試験に代えて、西高の自校作成問題のような、数学は途中式を書かせたりする記述式問題に変わる。
また、西高の推薦入試と全く同じような推薦入試を、国立大学でも本格的に拡大する(あくまでも一般入試が中心であることは2020年も変わらないが)。
どう考えても、都立トップ校向けの勉強をしてきた生徒達にとっては追い風の改革だ。文部科学省の入試改革に携わる関係者に聞いても、「西高のような入試や教育をやっている学校は、2020年を境にかなり実績が伸びると思う。」と話す。
参考外部リンク:2018年度入試は大学附属校より都立進学校を選ぶべきなのか(高校研究より)
あちこちで「2018年受験の中3生の世代がうらやましい」という声が聞こえてくるが、もちろん追い風になるのは、西高のような、記述中心の入試問題と、アカデミックな教育を一貫して実施しているからこそ。これからが楽しみだ。

横浜翠嵐高校が日本一の公立進学校になる

■横浜翠嵐高校が、あと数年で国内No.1の高校入試の東大合格輩出校に

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「3~4年以内に、横浜翠嵐高校が日本一の公立進学校になることが確実な情勢に―」

中高受験関係者の間では今、衝撃的なデータが広がっています。2017年度の高校入試において、神奈川県内の最優秀層がことごとく横浜翠嵐高校を進学先に選択。その結果、横浜翠嵐高校の学力レベルが急激に上昇して、あの高校入試の東大合格者数で日本一の日比谷高校に将来的に並びそうな勢いだというのです。

中高受験新報ではこれまでも、さまざまな高校の躍進や凋落の将来予測を、偏差値や入学者状況、関係者の情報、大手進学塾の動向などを総合的に分析していきました。これまでも、日比谷高校、多摩科学技術高校、桐朋高校、東京学芸大学附属高校といった進学校の躍進や凋落を初期段階より記事として取り上げ、全てを的中させてきたという自負があります。

かつて学区細分化の弊害によって凋落した神奈川県立高校は、いよいよ横浜翠嵐高校によって大々的復活を遂げようとしています。

■東京学芸大学附属高校を定員割れにした大量辞退者は横浜翠嵐へ


「とんでもないことが起きています。学芸大附属の合格者がほとんど翠嵐や湘南に進学してしまいました。前代未聞ですよ。」

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ある大手進学塾の塾長の驚きが、2017年の高校入試の異変を物語っています。つい数年前まで、神奈川県の最優秀層の進学先は東京学芸大学附属高校であると相場が決まっていたからです。

情報新報では、県内の協力者に依頼して、湘南ゼミナール、ステップ、臨海セミナー、サピックス、早稲田アカデミーといった主要大手進学塾のチラシをすべて収集して、進学先と併願校を徹底的に分析。

その結果判明したことは、東京学芸大学附属高校の目を疑うほどの不人気ぶりです。県内の東京学芸大学附属高校の合格者の半数以上が辞退して他校へ進学しています。

そして進学先は横浜翠嵐高校と湘南高校の2校が突出しています。湘南高校は地理的要因から昔から合格辞退が多いのですが、2017年度はさらに増えて過去最多です。そして何よりも、横浜翠嵐高校への進学者が激増しています。昨年と比べて異常なほど増えています。

さらに驚くのは、厚木高校、川和高校、横浜サイエンスフロンティア高校といった県内2番手クラスの進学校ですら、東京学芸大学附属高校の合格辞退による入学者が複数名出ているという事実です。これらの学校は東大合格者数でいえば数名程度。それでも「学芸大附属よりは・・・」というのが受験生の選択だったのです。

■合格者が語る進学先選択の真相


「学芸大附属の入学者が定員割れになって、先生たちが呆然としているそうです。」

“過去の栄光”に対するプライドがあったのでしょう。東京学芸大学附属高校は、これだけイジメ問題や盗撮騒動、管理強化による生徒の反発が騒がれて、第一志望者が激減しているという情報があったにもかかわらず、合格者数をあまり増やしませんでした。

その結果、東京学芸大学附属高校は数十人単位の定員割れという、前代未聞の事態を起こしたのです。もちろん、辞退者の大半は、横浜翠嵐高校や湘南高校を選択しています。

ところが、合格者にインタビューすると、意外な声が。

「イジメ問題も理由ですが、もっと大きな理由がいくつかありました。」

その理由を、これからじっくり説明していきましょう。

■「高校はどこでも同じ」は一生後悔 3年間の環境で最難関大に

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(写真は横浜翠嵐高校の体育祭の様子)

ここで、2017年の最新の難関大学合格実績を見てみましょう。ただし、浪人を含む合格では学校の進学力は見えてきません。ここでは、学校の力がそのまま表れる現役合格者数で首都圏の最難関大を見てみます。

■横浜翠嵐高校

東大 21名  一橋大 11名  東京工業大 11名
早稲田大 119名  慶應義塾大 98名

■東京学芸大学附属高校

東大 24名  一橋大 6名  東京工業大 8名
早稲田大 73名  慶應義塾大 50名

確認しておきたいのは、この世代が高校入試の頃は、まだまだ「学芸大附属信仰」が神奈川に残っていて、最優秀層の多くは東京学芸大学附属高校に進学していたということです。

それにもかかわらず、3年後の合格状況では、横浜翠嵐高校と東京学芸大学附属高校はほぼ遜色がありません。東京大学は、かろうじて東京学芸大学附属高校が3名上回っていますが、それ以外のすべての最難関大は横浜翠嵐高校が上回っています。

東大+一橋大+東京工業大の都内最難関国立3大の現役合格者数は、横浜翠嵐高校が43名、東京学芸大学附属高校が38名です。もはや難関国立大学の現役合格数では、東京学芸大学附属高校は現時点ですら、横浜翠嵐高校に敵わなくなりました。

「かつて、優秀な生徒はどこの高校へ進学しても結果は同じだと言われてきました。ところが、中高一貫校の隆盛でその状況は変わりました。高校入試から最難関大学へ進学するには、3年間で中高一貫校に追いつかなければなりません。中高一貫生に打ち勝つノウハウや環境のある学校とそうでない学校の差は大きく広がっています。」(予備校講師談)

横浜翠嵐高校は、高校3年間で難関中高一貫校に遜色のない結果を出すためにノウハウを蓄積してきました。こうした環境のある学校とそうでない学校では、確実に差がつくということです。

この合格実績は、学芸大学附属高校にまだ優秀な生徒が進学していた時代のもの。今年度の世代は、最優秀層が横浜翠嵐高校を選択しました。3年後の大学合格状況はどうなっているかは、皆さんが想像する通りです。

■翠嵐は日本に3校しかない“内進生がいないトップ進学校”
「内進生のいる環境よりも、全員一斉スタートの学校生活を好む中学生が増えている」

そんな声が受験関係者から多く聞かれます。東京学芸大学附属高校のいじめ事件が外進生を標的にした内進生によるものだったことも、この傾向に拍車をかけているのかもしれません。

スマホの発達によって、中学生が説明会では得られない学校のありのままの情報を知ることができるようになりました。近年はどの国私立高校も中高一貫教育を強化する一方で、高校入学の生徒をないがしろにする傾向にあり、「学校のカリキュラムが内進生中心になっていて辛い」「部活動や行事が内進生主導になっている」といった、中高一貫校への途中入学の弊害の声が多く聞かれるようになりました。

横浜翠嵐高校は、中高一貫校ではない、全員一斉に高校生活がスタートする貴重な進学校です。東大合格者数の高校ランキングで20位以内に入る中高一貫校ではない共学校は、横浜翠嵐高校をのぞけば、「高校入試東大合格日本一」で有名な日比谷高校(東京都)、旭丘高校(愛知県)の2校しかありません。

横浜翠嵐高校のように、内進生の存在を気にすることなく、1年次から部活動や行事、生徒会活動をどんどん主導することができて、共学校なのでときに恋愛もできる、学費が無償で東大を本気で目指せる進学校というのは日本には3校しかないのです。

■東京都内では、すでに日比谷高校が学芸大学附属を逆転している

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(写真は都立日比谷高校。高校入試の東大合格者数は開成を抜いて日本一。)

ところで、「神奈川県の高校入試は、東京都を後追いしている」とよく言われます。つまり、東京都の状況を見れば、神奈川県の高校状況が3-4年後にどうなるかの予想ができるというものです。

東京都内では、今でこそ「東京学芸大学附属高校は都立日比谷高校の併願校」という認識が強いですが、数年前までは、まだまだ東京学芸大学附属高校のほうが力が強い時代がありました。2014年と2017年の東京大学の現役合格者数の推移を比較してみましょう。

都立日比谷高校      東大 20名 → 33名
東京学芸大学附属高校    東大 32名 → 24名

2017年は、ついに東京学芸大学附属高校の共学首位の座が陥落し、都立日比谷高校が共学No.1の座を奪還しました。都立日比谷高校と横浜翠嵐高校はまったく同じポジションです。この波がいよいよ神奈川にも押し寄せてきました。

■横浜翠嵐は東大50名オーバーへ 学芸大附属は30名も厳しい情勢

かつて東大に60名合格させていた桐朋高校が、生徒のいじめ自殺問題によって志願者が急落。「将来的には東大1ケタに転落する」と6年前に当記事で予測しましたが、2017年は東大現役合格者数がたった1名という崩壊的実績に。当記事の予想を上回るペースで凋落しています。

このように、大学合格実績は不祥事の影響を直撃し、一般の人々が想定する以上に下がります。そして、一度下がると再起不能な状態になってしまいます。今回の一件で、「東京学芸大学附属高校よりも横浜翠嵐高校」という序列が確定してしまった今、3年後の高校情勢を予想するのは困難ではありません。

横浜翠嵐高校に最難関大志向の生徒が集中した結果、東大合格者数は40名~50名オーバーも視野入ってくるでしょう。いよいよ日比谷高校と並び、全国の高校ランキングベスト10にランクインし、名実ともに国内指折りの超進学校になります。

東京学芸大学附属高校と横浜翠嵐高校の力関係の変化のみに注目しましたが、サピックスや早稲田アカデミーといった大手進学塾では開成高校の合格辞退による横浜翠嵐高校への進学者も増えていて、もはや横浜翠嵐高校は、東大志望層にとっての最優先進学先になっています。

東京学芸大学附属高校は、47年ぶりに東大合格者数が50名台を割ってしまいました。今年の世代は、まだまだ優秀な生徒が入学していた頃だったにもかかわらずです。今後2年間は50名前後をかろうじて維持できたとしても、大幅な定員割れとなった世代が卒業する3年後は、歴史的大凋落は免れません。東大合格者数は40名台を確実に割って、4年後には30名の維持も難しくなってくるでしょう。

4年後の東大合格者数が「翠嵐50名、学芸大附属25名」となったとき、高校受験では第二の波が起きるでしょう。中学受験にも波及しそうです。いずれにせよ、2018年受験は、こうした確実に起こる将来予測を踏まえた学校選択が必須となります。

■大手進学塾で変化も 信頼できる塾か否かを見極めるポイント

「入試説明会ではっきりと『学芸大附属はご存じのとおり、週刊誌報道などの影響もあって人気が下がり、合格者の約半数は翠嵐などへ進学しました。進学実績は近い将来、翠嵐と逆転する可能性が高まっています』との説明があり驚きました。正直に情報を明かして信頼できる塾だと思いました。」

神奈川県内のある大手進学塾では、説明会でしっかりと学芸大学附属高校の諸問題や人気低下についても触れられたといいます。いじめ問題の報道が大きかった点、翠嵐への進学者が急増した点、学芸大附属の入学者が定員割れを起こした点、3年後の進学実績の影響が確実な点がありのままに説明されたといいます。

「保護者も生徒たちも全員知っている情報なので、逆に説明がないと不信感を持つところでした。しっかりと説明があったので、周りの保護者からも好評でした。」今後、進学塾での進路相談や進学塾主催の高校説明会が多く開催されるでしょうが、この大手進学塾のように、ありのままの現況をしっかりと説明してくれる塾なのか、情報が隠されてしまう塾なのかは見極めが必要でしょう。いまだにこの変化を知らずに、積極的に学芸大学附属高校を進学先に勧めている塾があれば、最新の受験情報に無知であるか、上からの圧力によって情報統制されていると考えたほうが良いでしょう。

「進学先として学芸大学附属高校はもはや勧められなくなってしまったが、受験先としては、来年度も勧めるつもりでいる。というのも、学芸大学附属高校のようなハイレベルな入試問題で鍛えることは、将来の東大受験にもつながってくる。今後は、言い方は悪いが学芸大附属は踏み台のような存在になって、翠嵐
、東大というルートを目指すのが最優秀層の標準になりそう。」(県内大手塾長談)

高校合格はあくまでも通過点。その意味では、東京学芸大学附属高校を受験する意義は今でもあると語る塾長も多くいました。来年度以降もそのような流れが加速するかもしれません。

2018年度の高校受験生が進学校を選ぶべき3つの理由

■2018年度の高校受験生は迷わず進学校を目指せ
知っている人だけが知っている。この学年は国立大への入学が穴場だということを―

2018年度の高校入試は、新しい大学入試制度への不安から、附属校志向が高まりそうです。

そんな情報があちこちで聞こえてきます。ご存じの通り、現中3生が大学入試を迎える2020年度より、従来のセンター試験が廃止され、大学入学希望者学力評価テスト(仮称)に変わるなど、大きな変革を迎えます。現中3生は将来、その入試に初めて臨むことになるのです。

「入試改革は不安を煽りますからね。早慶大やMARCHなどの有名大の附属校は確実に人気を集めますよ。」受験業界関係者は一様にそう話します。ただし、最後にこう付け加えたうえで。

まあ、自分が高校受験生だったら、この年は絶対に附属校よりも進学校を選びますがね。

受験業界関係者だけは、真実を知っているのです。この2018年度高校入試世代が、いかに進学校を選ぶ

現中3生の高校受験生は、30年に一度しか到来しない夢の世代ですから。

■浪人激減で現役受かり放題になる2020年入試

なぜ、現中3生は”夢の世代”なのでしょうか。それは、大学入試改革の初年度に起こる共通の出来事が関係しています。

「浪人生の激減です。大学入試制度の改革があると、旧入試を受けていた世代が、新入試を不安がって極端に浪人する生徒が減るのです。共通一次廃止や新課程移行など、何らかの変化がある度ににこの現象が起きています。」(教育関係者談)

確かに、今まで旧入試向けの勉強をしていた生徒が、浪人して新入試向けの勉強を始めるというのは、かなり不安なこと。入試の歴史を振り返ると、1990年のセンター試験導入時や、2015年の新課程移行のときは、浪人生が減って、その分は現役生の合格が増えています。

分かりやすいのが2015年度の大学入試でしょう。前年までが、いわゆる「ゆとり教育時代の旧課程入試」で、2015年度からが、「脱ゆとりの新課程入試」でした。

事前に多くの塾・予備校、学校までもが「この年に浪人するのは危険だ」と煽ります。

「現行の出題範囲のセンター試験も今回が最後です。来年からは出題範囲が広がって負担が増える。1年だけ経過措置があるんですが、今の高3生が浪人すると、ライバルは勉強量の多い脱ゆとり世代です。高3生にとっては、志望校に挑戦するか、ランクを下げて確実に受かる大学にするか思案のしどころ。生徒には、本当に行きたい大学に行ってほしいのですが」

都内の中高一貫校の教諭がそう漏らすように、いわば「現役の壁」が、高3生や親、高校関係者を悩ませている。受験雑誌も、「15年度入試は数学・理科が新課程対応の出題に変わる! 現行課程最後の14年度入試で、“現役合格”をめざそう!」とあおる。

(AERA 2014年1月14日「浪人できない高3の冬」より引用) 

その結果、2014年度入試では国立大を目指して浪人する生徒が激減。翌年の2015年度は、浪人が少ない中で、現役生に大きく有利の入試になったのです。

論より証拠。例えばこの年、東京大学の入学者に占める現役比率は全体で3%も上昇。定員を基に単純に計算すると、本来浪人生が合格していたであろう100名の枠が空いて、その分、現役生が合格したことになります。

冷静に考えていただきたいのですが、この変化は微小な変化です。それにもかかわらず、これだけ塾や予備校、学校が変化にヒステリックになり、煽られた受験生は浪人を諦めたのです。

2020年度入試の変化は、2015年度よりもはるかに大きな変化です。すでに現高1生に対しては、「絶対に浪人するなよ。たとえ不本意な結果でも、2019年度入試で入学しないと大変だぞ」という煽りのオンパレードです。

間違いなく、現高1世代の浪人は激減します。例えば、東京大学の浪人合格者は例年全体の35%。定員数でいえば1050人ほど。もしも浪人生がこの年だけ3分の2に減ったら、350人分もの合格が現役生に回されます。翌年からは元に戻るでしょうから、得をするのは、現中3生の世代だけ。

東大だけでなく、有名大学はどこも、一定の浪人生が存在しますから、その層が減れば減るほど、現役生が受かりやすくなります。

現中3生は、国立大学にかつてないほど入りやすい世代になるということです。

■この世代だけ、優秀な中学受験生は附属に集中

もしもあなたが、東京大学、京都大学、東京工業大学、一橋大学、国公立医学部といった難関国立大学を目指すのであれば、最大のライバルは中高一貫校に通う生徒たちになるはずです。

ところが、あちこちから聞こえてくるのは、「どこの進学校も谷間の世代だ。優秀な子が他の世代よりも少ないよ。」という進学校の先生の話。

それもそのはず。例の”入試改革ヒステリック現象”は中学受験でも巻き起こり、2014年度や2015年度ぐらいから、中学入試でも附属校志向が高まったのです。

「従来なら進学校から東大に進学していたような生徒が、この年は安全を期して慶應義塾中等部などに進学しています。逆に早慶附属は優秀な世代が集まっていますね。」(中学受験関係者談)

つまり、2020年度の大学入試を迎える予定の現中3生は、ライバルである浪人生や中高一貫生が目に見えて少ないということ。この年ほど、高校受験経由で難関国立大学にチャレンジしやすい年度はないでしょう。この現象は現在でも継続していて、しばらくの間、中学受験では、優秀な生徒の附属校志向が続きそうです。

■そして、思ったほど変わらなそうな大学入試制度

さて、肝心なことは、結局、2020年度の大学入試制度はどう変わるのか、ということです。

多くの関係者が口を揃えて言うのは、「思ったほど、変わらなそうだ。」ということ。

当初の改革案では、理想論ばかりが先行して伝えられ、高校在学中に複数回のテスト受験を可能にするといった案が出たり、かなりの量の記述問題が出題されるという案が出ていました。

ところが、「そんな制度では高校の行事活動が成り立たなくなる」「そ
んな膨大な記述問題を大学で採点しきれない」といった異論が噴出。結局、紆余曲折を経て、かなり現実的な案に集約されました。 

・大学入試改革、複数回テスト見送り

・記述問題は国語を基本に80字以内の短文形式へ

拍子抜けするような現実的案です。確かに、記述問題は増えるのですが、そもそも、国立大学を目指している生徒たちは、2次試験で記述問題が出題されるので、従来からそれ向けの対策をしっかりやってきました。つまり、従来の勉強から大幅に転換が必要というわけではなく、従来型の勉強で十分対応できるということです。

もちろん、これらを踏まえて、2025年、2030年と調整や改革が続くでしょう。そのころには、どのような入試制度になっているかは分かりません。ただ一つ言えることは、現中3生が初めて受ける新大学入試は、そんなに変わらないということ。従来の入試制度の合格者の9割は、新入試でも合格できるでしょう。

■若干、公立高校生に有利になる2020年度入試

もう一つの動きがあります。一般入試ではない、AO入試や推薦入試による合格比率を増やそうとしているという動きです。

これに関しては、東京大学が先行して2020年型の推薦入試を導入しています。この合格者の出身高校を分析すると、2020年度以降の入試がどうなるか

・男女共学校に有利であり、別学校に不利であること
・公立高校に有利であること

東大は、男女共学校に有利になるように、推薦入試合格者数を、別学校は1名、共学校は2名に設定しています。東大がこのようなシステムにしていて、男女の比率の偏りを是正する動きが加速している以上、この流れに追随する大学が多いでしょう。都内の別学系進学校は不利になります。

また、推薦入試は明らかに一般入試よりも公立高校からの合格者数の比率が増えています。幅広く全国の公立高校から優秀な生徒を集めたいということでしょう。

公立高校の生徒にとって、大幅に有利になると言うつもりはありません。ただ、若干ではありますが、東大型の推薦入試の拡大は、公立高校生にとって有利に働きます。

■夢の世代に生まれた幸運 チャンスを生かす選択を

以上のように、さまざまな観点から、2018年度の高校受験生が進学校を選択するメリットを説明してきました。実はこの情報、一部の大手進学塾では、保護者や生徒に伝えられているとのことでした。大手塾であっても、いたずらに「附属校のほうが安全だ」という根拠なき情報を流さずに、冷静な分析をして情報を伝えるところもあるのです。

もちろん実際には、大学附属校を選んだ方が良いケースもありますから、進学校に固執するのも問題です。進学校と大学附属校、それぞれのメリットとデメリットを考慮しつつ、この世代が大学入試時に受ける恩恵も踏まえて、各家庭で結論を出せばいいのです。

日比谷高校や横浜翠嵐高校といった躍進の続く公立高校にとっては、追い風の状況。2020年度入試でどこまで実績を伸ばすのかも注目したいところです。

桐蔭学園が共学化へ 改革の3つのポイント

■起死回生なるか 桐蔭学園(神奈川)が来年度より共学化へ

神奈川県の桐蔭学園が、来年度より共学校化すると内部生に通達がありました。創立以来の貫いてきた男女別学の教育を転換することになります。保護者には「中学校・高等学校・中等教育学校の再編成について」のお知らせが配布されています。改革のポイントは➀男女共学校化 ➁中等教育学校への一本化 ➂3コース制への転換 の三つです。順に説明していきます。

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■かつては東大100名も 大学合格実績低下が止まらぬ現実

「日本一の凋落校」と揶揄されるほど、桐蔭学園の大学合格実績の低下が顕著です。桐蔭学園にとって“栄光の時代”である90年代の中から1993年の難関大学合格実績を抜粋し、2017年と比較してみました。

東京大学   114名 →  2名
京都大学    16名 →  0名
東京工業大学 69名 →  3名
一橋大学    46名 →  5名
早稲田大学  344名 → 50名
慶應義塾大学 353名 → 37名

凋落した学校は数多くあれども、ここまで短期間に急速に凋落した学校は稀でしょう。2017年の1学年の卒業生数は894名。普通規模の公立高校の3倍のスケールですから、数字を3分の1するとリアルな桐蔭学園高校の今の実績が見えてきます。

東大0名 京大0名 東京工業大1名 一橋大2名 早稲田大17名 慶應大12名

もはや復活著しい公立トップ校にはまったく及ばない寂しい数字です。マンモス校で面倒見が悪いというイメージも先行してしまい、公立2番手校、3番手校の滑り止めという地位にまで下がっていました。

■中等教育学校が孤軍奮闘・・・内進生と高入生の“完全隔離”へ

桐蔭学園にとっての唯一の希望の星が、2001年に開校した桐蔭学園中等教育学校の存在でした。中等教育学校は、新しく桐蔭学園の内部に新設された完全中高一貫校で、マンモス校のイメージを払拭した、1学年170名程度の少数精鋭学校です。法律上は従来の桐蔭学園とはまったく別の学校になります。2017年の大学合格実績を抜粋します。

  東大13名 京大0名 東京工業大3名 一橋大2名 早稲田大41名 慶應大35名

1学年の人数の少なさを考慮すると、なかなか健闘していることがわかります。従来型の桐蔭学園の凋落が止まらい状況のなか、少数精鋭の中等教育学校をエリート教育部門として切り離し、優秀な中学受験生を呼び込む方法は一定の成果を上げていました。

中等教育学校としての実績を出すために、桐蔭学園はグレーな手段も行使します。それは、従来型の中学校の優秀者や、高校入試で成績の優秀だった外進生を、中等教育学校に大量編入するという方法です。

これは、完全中高一貫校を理念とする中等教育学校の法的性格からは完全に逸脱しており、かなり問題のあるやり方であると言わざるを得ません。良くも悪くも、なりふり構わぬやり方で、凋落する桐蔭学園の中で孤軍奮闘の状態でした。

さて、今回の改革では、2019年度の新入生より、中学校が中等教育学校に吸収併合される形となり、中等教育学校に一本化されます。近年の中学受験生は、高校からの入学生と混じる学校を敬遠する動きがあります。ましてや、桐蔭学園のように高校から500名を超える外進生が入ってくる学校であればなおさら敬遠されます。

中等教育学校への一本化によって、内進生と高入生は完全に隔離されることになります。別学校扱いなので、部活動も別々の活動になります。内進生と高入生が完全に分離するという状態です。完全中高一貫校化を望んでいた中学受験生からは、共学校化も含めて一定の評価を受けそうです。

■従来の高校は3コース制に 中等一本化で地盤沈下の恐れも

中等教育学校の一本化より一足早い2018年度より高等学校でも改革が行われます。男女共学化と共に、現在の理数科・理数コース、普通科・普通コースを廃止。プログレスコース、アドバンストコース、スタンダードコースの3コース制に改編されます。

近年の中堅私立高校がやりがちな多様なコース設定によって幅広く受験生を集めようという戦略です。ただし、あまりにも陳腐な名称のコースであり、目新しさはありません。共学校化やコース設定は、すでにほとんどの中堅私立高校が実施していることで、この改革によって優秀な受験生が集まるかどうかは未知数です。

今後は、中学受験組の内進生が従来の高校に進学するというルートが絶たれますから、悪い見方をすれば、中等教育学校への一極集中が加速し、従来の高校がさらに地盤沈下する恐れがあるといえます。

ただ一方で、内進生と高入生の完全隔離によって、全員一斉スタートの学校生活を望む傾向の強い高校受験生の人気を集める可能性もあります。巨大な高校単独校が生まれることになります。今後の動向が注目されます。

東大合格者数高校別ランキング2017【速報】


■2017年の東大合格者数が発表に! 躍進校&凋落校は!?

2017年3月10日、東京大学の一般入試の合格発表がありました。今年は、首位の開成高校が170名から減らして159名、麻布高校が94名から78名など、都内男子進学校の減少が目立ちました。一方で、共学校の躍進は目覚ましく、渋谷教育学園幕張高校が76名から78名で創立以来最多を更新。横浜翠嵐高校は20名から35名に増やし、神奈川の公立復権を印象付けました。
昨年不振だった県立浦和高校は22名から33名に増やし復活をアピール。ふたたび貫禄の埼玉県首位に復帰しました。以下、主要校の増減で目立った学校を見ていきましょう。
 

■日比谷高校、“オール高校受験組”で現役33名の衝撃

昨年、53名(現役27名)を輩出した都立日比谷高校(東京都)は、速報値で現役合格者数をさらに伸ばし33名を記録し、躍進が継続しています。
都立高校が1校だけで東京大学に現役で30名を超す合格者を出すのは、1973年の都立西高校以来、44年ぶりの快挙です。東大合格ランキングの上位が中高一貫校の独壇場となっている中で、全員が高校入試からの生徒で構成される日比谷高校が、現役で東大に合格するということは、全国の公立進学校の生徒たちにも勇気を与える結果となりそうです。
今春の高校入試は、開成高校を合格辞退して都立日比谷高校へ進学する生徒が過去最多を更新。さらに、東京学芸大学の附属3中学校(世田谷中、竹早中、小金井中)からの日比谷高校進学者も増えました。今や都内高校入試の最高峰の一つとして数えられる日比谷高校。来年度には待望の自校作成問題が復活して、完全独自の入試問題を採用することが可能になります。
2020年には新大学入試が控えていますが、日比谷高校は、新入試の試金石となる東大推薦入試にも2年連続で合格者を輩出。アメリカでのハーバード大学やマサチューセッツ工科大学への交流事業といったグローバル人材の育成にすでに目を向けていて、その対応は万全でしょう。「3年以内に東大70名オーバーは確実」と言われており、国内最強の共学進学校として、ますます存在感を高めそうです。

■東京学芸大学附属高校、47年ぶり50名割れのショック

盗撮騒動にいじめ問題が週刊誌やテレビ番組で大々的に報道され、散々な1年間であった東京学芸大学附属高校(東京都)は、東京大学合格者数も振るわない結果に。前年の57名を大きく下回り、43名の合格にとどまりました。
東京学芸大学附属高校は、都立高校が学校群制度を導入した1967年以降、その代替として急速に進学校化した学校です。全盛期には東大合格者が100名を超え、国内屈指の進学校にまで成長しました。
ところが、都立高校をはじめとする全国の公立高校の復権が進むと、優秀な生徒が東京学芸大学附属高校を敬遠するようになりました。東京学芸大学附属高校は国立大附属として教育実習生の実習校や研究校としての使命があり、カリキュラムの進度の極端な遅さも指摘されていました。80名、70名、50名と転落していき、ついに40名台に落ちました。東京学芸大学附属高校の東大合格者数が50名を切るのは、1970年の38名以来、47年ぶりになります。

■横浜翠嵐高校が歴史的躍進! 学芸大附属は辞退者続出

東京学芸大学附属高校が衰退していく中で、対照的な結果となったのが、県立横浜翠嵐高校(神奈川県)です。10年前、わずか4名だった東大合格者数は、学区撤廃や面倒見の良い進学校を目指した学校改革を経て急激に増加。2017年は、ついに35名にまで到達しました。神奈川の公立高校から東大に30名以上合格するのは、1992年の湘南高校(33名)以来、25年ぶりの快挙です。
神奈川県ではかつて、公立高校の低迷ぶりから、優秀な生徒が東京学芸大学附属高校へ大量流出していました。しかし、横浜翠嵐高校の復活によって流れが変わってきました。「学芸大附属よりも横浜翠嵐へ」という風潮が年々強いものになってきたのです。
昨年は、東京学芸大学附属高校がいじめ騒動で“自滅”し、今春の中3生は、東京学芸大学附属高校を辞退して横浜翠嵐高校へ進学する生徒が過去最多となりました。横浜翠嵐高校の新高1生は、過去最高の学力世代になることは確実です。3年後の東大合格者数は、「翠嵐45名、学芸大附属35名」くらいの差が生まれるでしょう。

■桐朋高校の落日-かつて東大60名合格も、今や現役合格1名だけ

「かつての難関進学校は、今や中堅校に―」90年代、東大に60名を合格させていた桐朋高校(東京)の面影は完全に消え失せてしまいました。今春の東大合格者数はたった8名。1桁台への転落は、東京オリンピックが開催された1964年以来、53年ぶりのこと。しかも、8名のうち現役合格者数がたった1名だけ。中堅校へと転落してしまいました。
2001年に早稲田実業が国分寺市に移転。2009年には在学生がいじめを苦に自殺し、大きな波紋を広げました。さらに、2000年代になると、都立高校の復権が進み、お隣のライバル校、都立国立高校のほうが大学合格実績で上回る実績を出すようになってきました。昨年度より中学入試で複数日の受験機会を設けるなど、小手先の制度改革を進めましたがもう手遅れ。東大合格者が0名にまで減ってもおかしくない状況に追い込まれています。
桐朋高校は、かつての桐蔭学園の凋落と同じように、日本で最も凋落してしまった高校のレッテルが貼られてしまいました。ボロボロになってしまった学校の立て直しは容易ではありません。ただ、桐朋在学生の保護者は「東大合格者数なんて気にしない。浪人しても問題なし、それが桐朋。」という態度を見せる人が多いのも事実。今後、桐朋高校は進学校の地位は脱落して、独自のポジションでやっていくのかもしれません。
 

■東大合格者数ランキングの一覧【速報値】

159人 開成
94人 灘
78人 麻布、渋谷幕張
62人 栄光学園
48人 海城
43人 都立日比谷、東京学芸大学附属
40人 ラサール
35人 西大和学園、横浜翠嵐
34人 筑波大学附属
32人 浅野
31人 武蔵(私立)
25人 都立西、渋谷渋谷
22人 愛光
21人 豊島岡女子、洛南
20人 土浦第一
19人 広島大附属福山
18人 県立千葉
17人 市川、都立国立、浜松北
16人 城北
15人 水戸第一
14人 桐蔭学園中等、四日市、堀川
13人 小石川中等
12人 札幌南、巣鴨
11人 大宮、白陵、宮崎西
10人 北嶺、前橋、都立戸山、本郷

9人 暁星、吉田(山梨)、青雲
8人 鴎友学園女子、世田谷学園、桐朋、逗子開成
7人 八戸、秋田、並木中等、船橋、サレジオ学院、一宮、刈谷、高田
6人 青山、國學院久我山、頌栄女子、武蔵(都立)、相模原中等、
海陽中等、広大附属、長崎西

5人 仙台第二、白百合学園、広尾学園、公文国際
4人 東邦大東邦、東京農大第一、桐光学園、修道、広島(県立)
3人 福島、開智、吉祥女子、高輪、富士見、湘南白百合、横浜雙葉
長岡、半田、岡山白陵
2人 安積、茗溪学園、昌平、昭和学院秀英、桜修館中等、晃華学園、
八王子東、南山、奈良学園登美ヶ丘、近大附属和歌山、慶進、丸亀
1人 太田、中央中等、芝浦工大柏、浦和明の星、開智未来、川越東、本庄東
共栄学園、共立女子、国分寺、品川女子学院、女子聖学院、成立学園
青稜、東京電機大、獨協、普連土学園、明大明治、山脇学園
日本女子大附属、横浜サイエンス、横浜女学院、片山学園
京都教育大附属、明星、淳心学院、雲雀丘学園、AICJ
ノートルダム清心、済美平成中等、弘学館

 

おすすめ炊飯器【一人暮らし用】ベスト4 [2017年版]

■3種類のタイプで、一人暮らし用の最強炊飯器はどれか!?

一人暮らしを始める際に欠かせないのが炊飯器。レトルトパックのご飯を購入するよりもはるかに経済的。毎日ご飯を炊くのが面倒だという人は、数日分のご飯を炊飯器で一気に炊いて冷凍保存すれば保存もできます。一人暮らしをする際の必須の電化製品と言ってもいいでしょう。
一人暮らし用の炊飯器は、誰にでも手軽に失敗なく炊ける電気式炊飯器が主流ですが、実は3つの種類があることをご存知でしょうか。簡単な長所と短所を紹介します。
①マイコン炊飯器
ヒーターで釜の底部分のみを発熱する方式。長所は価格が安いこと。欠点は、熱が弱いので炊き上がりの質がイマイチ。
味:★★☆☆☆  価格:★★★★★
②IH炊飯器
釜全体を電磁力で発熱させて熱を釜全体にむらなく伝える方式。長所は、炊き上がりの質が良くて美味しいこと。大きな欠い。
味:★★★★☆  価格:★★★★☆
③圧力IH炊飯器
内釜に圧力をかけることで、最高レベルで熱を全体に伝える方式。長所は、一流の料理屋並みのご飯を炊けること。欠点は、一人暮らし用としては向かないほど価格が高いこと。
味:★★★★★  価格:★★☆☆☆
 
一人暮らし用炊飯器で断トツでおすすめするのは、②IH炊飯器のタイプです。「毎日おいしいご飯を食べたい!」という味にこだわる人を納得させる質の良い仕上がり、「あまり電化製品にお金をかけたくない!」という価格重視派も納得のコストパフォーマンス。このバランスが最も良い価格帯であると言えます。
今回は、大手家電批評雑誌、日経新聞の家電批評記事、当サイトの家電比較担当記者の感想の三つを融合させて、2017年版の最新ランキングを作成しました。一人暮らし用の炊飯器を求めている方々は、この中から購入していただければ、まず後悔することはないはずです。
 

■1位【ベストバイ】象印 IH炊飯器極め炊き NP-GF05XJ

~おいしいご飯を食べる機能充実!コストパフォーマンスは間違いなくNo.1~

象印 IH炊飯器 極め炊き 3合 NP-GF05XJ
象印(ZOJIRUSHI)
売り上げランキング: 1

Amazonの売り上げランキングで長らく1位を保持し続けている象印の「NP-GF05XJ」が堂々の首位ランクイン。売り上げランキングのトップが必ずしもベストバイとは限りませんが、今回の調査では、間違いなく2017年度の一人暮らし用の炊飯器のベストバイです。
この炊飯器は、先ほど紹介した②のIH炊飯器のタイプです。一人暮らしに最適な3合サイズ。家族用の大きな炊飯器に慣れていると、「小さいっ!」と思わず感想を漏らしたくなるほど。スペースの限られた一人暮らし用には、このサイズはとてもありがたい!
こんなにコンパクトなのに、おいしいご飯を炊くための様々な豊富な機能があります。例えば、「熟成炊き」は、炒飯時間を延長することで、ご飯の甘味成分をアップさせられるというもの。実際に食べ比べてみると、確かに、「熟成炊き」のほうが、お米の芯にまで水分が浸透して柔らかく、甘みも増した気がします。時間の余裕があるときは、この機能を使って、ご飯のうまみを最大限に引き立てることができます。
通常の炊飯モードは「エコ炊飯」が標準となっていて、通常の炊飯器を使った際よりも消費電力量を1割以上削減できます。なるべくお金を節約したいという一人暮らしの方々には、電気代の節約にもなるわけです。
一人暮らしに多い無洗米の愛用者のための「無洗米メニュー」も搭載して手間が掛かりません。健康重視派の人のための玄米、雑穀米、おかゆ機能も。さらに、なんと、手作りパンを作ることができる「パン発酵&焼き」メニューまで!さすがに一人暮らしの炊飯器でパンを焼く人は少数派でしょうが、こんなに小さくて価格も安いのに、とにかく多機能、高機能です。
炊飯器選びの際に意外と見落としがちな掃除の手軽さと保湿機能もグッド。洗浄は、簡単にはずせる内ぶたを水洗いして、炊飯器内もサッとひと拭きするだけで、こべりついたご飯粒が簡単に取れます。保湿機能の良さは、さすが天下の象印といった印象で、高級炊飯器に勝るとも劣りません。
3万円台だった価格も1万円台にまで下がり、コストパフォーマンスは間違いなく最高レベル。本当に小さな炊飯器なので、一人暮らし用に特化した製品ですが、ニーズに合えば最強の炊飯器。文句なしの2017年炊飯器のベストバイです。またこの機種の新しいモデルを希望する方は「象印 IH炊飯器3合NP-GG05-XT」も検討してみて下さい。
 

■2位:タイガー マイコン炊飯器3合ホワイト炊きたてミニ炊飯ジャー

~1万円を切る激安炊飯器の中では最もおいしい!価格重視派におすすめ~

2位にランクインしたのは、タイガーの「マイコン炊飯器3合ホワイト炊きたてミニ炊飯ジャー JAI―R551―W」です。この製品は、炊飯器3種類のうちの①マイコン炊飯器になります。
最大の魅力は何といっても価格の安さ。1万円を切る炊飯器のご飯をいくつか試食しましたが、はっきり言ってまずい。そんな中で、このタイガーの炊飯器が、唯一といっていいほど、激安炊飯器の中では「おっ、やるじゃん。」と思える味でした。
中国製の安い作りながら、黒遠赤釜を使用していて、炊きムラを極力抑えるつくりになっています。そのせいか、激安炊飯器にありがちな「やわらかいご飯とかたいご飯が混じっている」ということが、試した中ではありませんでした。ほかの購入者のレビューでも見られません。
激安炊飯器とはいっても、消費電力を抑える「エコ炊き」や、「玄米」「無洗米」「おこわ」「おかゆ」といった機能は充実していますから、一人暮らしにあたっての最低限必要な機能はすべてそろっています。(さすがに、1位製品のようにパン発酵機能はありませんが(笑))
欠点を挙げれば、電源につなぐコードがマグネット式なので、本体を少し動かすだけで外れてしまい注意が必要だと感じた点。タイマーの内臓電池は4-5年が寿命で取り換え不可な点。
そして、肝心の味ですが、「ご飯にこだわりがある!」という人は、やっぱり1位製品のような1万円以上する炊飯器を買ってください。というのも、価格が安い分、アルミ製の釜が非常に薄いです。良く言えば、とっても軽くて持ち運びが楽なのですが、どうしても、多少のむらはできてしまいます。対策としては、十分にお米を水に浸しておくこと(理想は2時間)をすれば、むらは最小限になります。
味に強いこだわりがなく、「とにかく安い炊飯器が欲しい!」という価格重視派の人にとっては、この炊飯器がベストバイ。ぜひ検討を!
 
 

■3位:タイガー  マイコン炊飯器3合シンプルホワイトレシピ付きtacook炊きたて炊飯ジャー JAJ―A552―WS

~ご飯とおかずを同時に作る!? 唯一無二のアイデア炊飯器~

3位には、ちょっと変わった炊飯器がランクイン。最大の特長はご飯を炊くと同時におかずも1品作れる点。おかずは肉や魚などの40種類以上のメニューがあり、炊飯釜とは別のプレートで作るので、ご飯におかずの味が移ってしまう心配はありません。
「おかずプレートにレトルト食品をそのまま入れて同時調理している」という声や、「時間をかけて冷凍ハンバーグを過熱するので芯までアツアツで美味しい」といった声が聞かれました。上手におかず機能を利用すれば、料理が楽しくなりそうです。ただし、個性的な機能ゆえに、この機能を使わなかったら、単なるどこにでもある炊飯器。なかには「面倒で結局おかず機能は使わず炊飯機能だけ……」なんて声も。
注意点として、炊飯とおかずの同時調理の時のみ、炊飯は1合までで白米メニュー限定となります。同時調理でなければ炊飯は3合まで可能です。また、この炊飯器は無洗米、おかゆ、玄米、おこわには対応していません。炊飯機能は本当にシンプルです。
おかず機能を魅力に感じるなら選択肢の一つに考えてもいいでしょう。おかず機能に魅力を感じなければ、カラフルなデザインを除けばあまり特筆すべき点はありませんから、候補に入れる必要はないでしょう。一部のニーズ向けの一人暮らし用炊飯器です。
 

■4位:アイリスオーヤマ 炊飯器 IH 3合 銘柄量り炊き 米屋の旨み RC-IA30

~IH調理器として利用可能な点と水量自動計量が斬新! だが保温機能に致命的な欠点あり~

アイリスオーヤマ 炊飯器 IH 3合 銘柄量り炊き 米屋の旨み RC-IA30-B

第一にこの炊飯器は、台座部分と切り離しが可能で、IH調理器として利用が可能です。わざわざIH調理器を購入しなくても、この1台で両方を兼ねてしまうという優れもの。さらに、水量自動計量機能がすごく便利。炊飯の時の水の量をセンサーが自動で計量してくれるので、面倒な水量の調整から解放されます。この他の炊飯器にはない2つの機能は斬新で、評価する声が多く挙がりました。
しかし、あまりにも致命的な欠点が……。それは保温機能の悪さ。「炊いたご飯が5-6時間で硬くなってしまう!」との声が多数寄せられました。保温機能も12時間で切れてしまうので、ある程度長い時間、保温機能を使用するという人からはマイナス面を指摘する声が続出しています。他メーカーにはない機能面は素晴らしいだけに、このデメリットが残念すぎます。
価格も安いとはいえず、コストパフォーマンス的には微妙でしょう。保温機能をあまり使わないのでしたら購入の検討もあり。保温機能を多用する人は、この炊飯器を選んではいけません。

東大推薦入試高校別合格速報2017 -全国の公立高から合格相次ぐ

■2年目の東大推薦入試! 初めての出願校が急増!

2017年2月8日、東京大学で2回目となる推薦入試の合格者が発表されました。昨年度初めて導入された東大の推薦入試は、その高すぎるハードルから推薦受験を敬遠する学校が少なくありませんでした。今年はその反省から、全国の高校へ推薦入試への周知が進み、前年よりも多くの高校から出願がありました。
159校からあった出願のうち、105校が初めての出願だったと大学が公表しています。東大が推薦入試を導入した背景には、開成高校のような、一部の別学系私立中高一貫校が合格者数を占める状況を変えるためです。そのため、推薦入試は、全国の有力公立高校が有利な状況となっています。合格者数は1校につき男女各1人までと制限されているために、開成や筑駒、灘、桜蔭といった国私立中高一貫校には著しく不利な仕組みをとっています。
今年はどの高校から推薦入試の合格が出たのでしょうか。中高受験新報の独自取材のもと、2月9日現在での合格をまとめました。



■県立広島高校が合格2名の快挙! 全国の公立有力校が躍進

全合格者数71名のうち、2名の複数名合格の快挙を達成したのが、広島県にある県立広島高校です。男女合わせて2名合格の全国最多輩出校となりました。
県立広島高校は、広島県が威信を賭けて2004年に創立したモデル校で、公立中高一貫校です。広島県の公立高校は長年にわたって“平等”の名のもとに総合選抜制度や学区制が維持され、公立高校が衰退してしまい、中学受験が過熱化し、私立優位の状況が続いていました。
2000年代に入ると、公立高校の復権が著しくなり、中でも県立広島高校は、市立基町高校と共に公立復権の象徴的存在でした。県立広島高校は、スーパーグローバルハイスクールに指定され、修学旅行も海外へ行くなどのグローバル教育の先進校。今回の東大推薦2名合格によって、公立復権はますます勢いづきそうです。
合格校の内訳を見ると、北海道の名門、札幌北高校は2年連続の推薦合格を輩出。青森県の御三家の一角、八戸高校や、埼玉県の名門、浦和高校、福島の磐城高校といった全国の有力公立高校からの合格が目立ちます。また、福岡の久留米大附設高校と、東京の桜蔭高校が東大理科三類の推薦合格を出す快挙を達成しました。

■東京の多摩科学技術高校の合格が教育関係者に与える衝撃

今回の合格発表で最も大きな衝撃を与えているのが、小金井市の都立多摩科学技術高校から東大推薦合格が出たことです。
多摩科学技術高校は、2010年に開校した科学技術科の理系専門進学校。1年次から、バイオテクノロジー、ナノテクノロジーといった先端技術4領域の基礎を学び、2年次より専門分野の研究を各自が探究、大学の卒業論文さながらの卒業研究を行うという、従来の教育の既成概念を打ち破った21世紀型教育の実践校です。
学校の設備は、見学者が「大学並みだ」と驚愕するほどの一流の設備。充実した研究環境と21世紀型教育が評判を呼び、全都から優秀な受験生が殺到しています。
「東京で最も、新しい大学入試制度に強い進学校だ」と前々から評判でしたが、今回の東大推薦合格の輩出はそれを証明したといえます。
大学の関係者が「多摩科学技術高校の出身者は、実験や実習に対する知識や姿勢がずば抜けている」と称賛したといいます。このような教育を行う本物志向の学校が、脚光を浴びる時代になったということでしょう。

★現時点で判明している東大推薦合格を出した高校
●県立広島高校(2人)
●県立八戸高校
◎神戸大学附属高校
●札幌北高校
●県立浦和高校
●都立日比谷高校
◎筑波大学附属高校
〇桜蔭高校
●都立多摩科学技術高校
●前橋女子高校
〇真和高校(熊本)
〇早稲田高校
●土浦第一高校
●磐城高校(福島)
●金沢泉丘高校
〇久留米大学附設高校
〇昭和薬科大学附属高校



おすすめPCスピーカー 2017年版

PCスピーカーを変えて劇的な音質改善!2017年版

音楽をパソコンで楽しむ機会が増えています。わざわざCDを買わずに、パソコンで音楽をダウンロードしたり、You Tubeやニコニコ動画などの動画サイトから音楽を聞くのは楽しいものです。最近の音楽は高音質化が進んでいて、従来のCDをはるかに超えるような”超高音質”が増えてきました。
そこで大切になってくるのがPCスピーカー。せっかく高音質な音楽であっても、液晶ディスプレー内蔵スピーカーでは台無し。変えるだけで劇的に音質が変わります。
このページでは、2017年の最新のPCスピーカーベストバイを、膨大なスピーカーの中から比較し厳選しました。ここから購入すれば間違いなしと断言します。また、今回はそれなりに売れているスピーカーの中から、あえていくつかを、購入をおすすめしない【微妙】評価をつけ公開しています。購入の際の参考にしてみてください。

■■1000円台の激安高音質PCスピーカー■

 
□【ベストバイ◎】LOGICOOL ステレオスピーカー Z120BW
 ~1000円台のPNo.1売り上げPCスピーカーはやっぱりGood!~

LOGICOOL ステレオスピーカー Z120BW
LOGICOOL ステレオスピーカー Z120BW

 ロジクール (2011-06-24)
売り上げランキング: 1

 

 
 
□【微妙△】サンワサプライ USB電源マルチメディアスピーカー MM-SPL2NU2
~とにかく安いけど、安いだけがとりえ~

 

■■予算5000円のおすすめPCスピーカー■■

「えっ、何この音!今までと全然音が違う!!」と感動するレベルの音質向上するのはこのレベルのPCスピーカーから。1000円台の格安スピーカーでは味わえない音質環境を得られます。私が本当におすすめしたいのはこのラインから!
□【ベストバイ◎】 ステレオワイヤレス スピーカーシステム  SP-T12W
~低価格のワイヤレスPCスピーカーNo.1~

Creative T12 Wireless デスクトップ ステレオワイヤレス スピーカーシステム Bluetooth SP-T12W

 
□【ベストバイ◎】LOGICOOL スピーカーシステム 2.1ch PCスピーカー Z313
~重低音重視の低価格PCスピーカーNo.1~

LOGICOOL スピーカーシステム 2.1ch PCスピーカー Z313

 
□【微妙△】サンワサプライ サウンドバースピーカー MM-SPSBA2N
~横へ置くスタイルはイイが、製品の質にムラあり~

サンワサプライ 液晶テレビ・パソコン用サウンドバースピーカー MM-SPSBA2N
サンワサプライ(2016-08-01)
売り上げランキング: 36
↑△評価のこのPCスピーカーは、製品によって右左の音の大きさが違ったり、高音で音割れが激しかったり。製品に当たり、ハズレがあるのが残念。音質も値段の割にイマイチ。横に置くスタイルはいいんですけどね……。
 

 
 

■■予算1万円のおすすめPCスピーカー■■

□【ベストバイ◎】ONKYO WAVIO パワードスピーカーシステムGX-70HD2(B)
~1万円台のPCスピーカーNo.1の音質~

ONKYO WAVIO パワードスピーカーシステム ブラック ブラック GX-70HD2(B)

 
□【ベストバイ◎】BOSE Companion2 III マルチメディアスピーカー
~小型なのに重低音がすごい!小型+重低音重視でNol.1~

【国内正規流通品】BOSE Companion2 III マルチメディアスピーカー

 

■■予算2万円のおすすめPCスピーカー■■

□【ベストバイ◎】ONKYO WAVIO パワードスピーカーシステムGX-D90(B)
~中高音の表現が最強の2万円PCベストバイ~

 
□【ベストバイ◎】harman/kardon 2.1chスピーカー  SOUNDSTICKS3J
~特異なデザインは秀逸! 重低音の表現が素晴らしい~

【国内正規品】harman/kardon 2.1chスピーカー 高音質アンプ内蔵 Bluetooth対応 SOUNDSTICKSBTJP

 

■■予算3万円のおすすめPCスピーカー■■

□【ベストバイ◎】BOSE Computer MusicMonitor マルチメディアスピーカー M2
~小型スピーカーの最高峰~